用語集

売価還元法

資産の単価計算方法の一つで、資産をいったん売価によって棚卸し、原価率を乗じて期末資産の原価を算定する方法です。

白馬の騎士

敵対的買収を仕掛けられた企業側に立つ有力な支援者のことをいいます。

破産管財人

破産管財人とは、破産法に基づく破産手続を開始するにあたり、破産者に代わって財産を管理し、法的手続に従って債権者への財産の公正・公平な配当を行っていく管理人です。なお、破産管財人は、破産手続開始決定に伴い、裁判所によって選定されます。 

破産法

破産法とは、債務者がその債務の弁済を継続することができない状態になった場合に、債務者の財産を換価し、換価した財産を債権者に対し公平に分配することにより債務の清算をする手続を定めた法律です。

バスケット取引

同時に多数の銘柄を売付け又は買付ける取引形態のこと。裁定取引や株価指数に連動させるために行うインデックス運用等の際に用いられることが多いものです。

パスワード解析(Password cracking)

本人認証のためにパスワードを利用しているシステムにおいて、本人の知識に拠らずにパスワードを得るための分析行為です。

破綻懸念先

破綻懸念先とは、現状、経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、経営改善計画等の進捗状況が芳しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(金融機関等の支援継続中の債務者を含む)をいいます。

八何の原則

八何の原則とは、@だれが(犯罪の主体)、Aだれと(共犯関係)、Bなぜ(犯罪の動機、原因)、Cいつ(犯罪の日時)、Dどこで(犯罪の場所)、Eなにを又はだれに対し(犯罪の客体、対象、相手)、Fどんな方法で(犯罪の方法、態様)、Gなにを(犯罪の行為と結果)したかの要素のことをいいます。

バックアップ(Backup)

ファイル破壊や改ざんのリスクに備えて、一定時点におけるシステムファイルやデータファイルを別の記憶装置にコピーすること、あるいはコピーされたものをいいます。

発見リスク(Detection risk)

監査上、虚偽表示が存在し、その虚偽表示が個別に又は他の虚偽表示と集計して重要になり得る場合に、監査リスクを許容可能な低い水準に抑えるために監査人が監査手続を実施してもなお発見できないリスクをいいます。

発行済株式総数

発行済株式総数とは、授権資本のうち、実際に発行している株式の総数をいいます。

パッシブ運用

アクティブ運用に係るコストに対する超過リターンが見込みにくいとの判断から、株価指数に連動するバスケットへの投資などにより市場の平均的なリターンを目標に運用を行うことをいいます。

ハッシュ値(Hash value)

元のデータから一定の計算手順により求められた、そのデータの特徴を表す固定長の擬似乱数です。ハッシュ値は元のデータの長さによらず関数毎に一定の大きさとなっており、同じデータからは必ず同じハッシュ値が得られる一方、少しでもデータが異なるとまったく異なるハッシュ値が得られます。また、ハッシュ値から元のデータを復元することや、同じハッシュ値を持つ別のデータを生成することは極めて困難となっています。

パテントポートフォリオ

パテントポートフォリオとは、主に同一分野で複数の特許を集中して取得することにより、特許権・競争力の強化をはかることをいいます。

パリティ

新株予約権証券を発行する会社の株価が、行使価額を何%上回って(下回って)いるのかということを示しています。

バリューチェーン(Value chain)

バリューチェーンとは、事業活動を機能ごとに分類し、どの部分で付加価値が生み出されているか、競合と比較してどの部分に強み・弱みがあるかを分析し、事業戦略の有効性や改善の方向を探ることをいいます。

バリュエーション(Valuation)

バリュエーションとは、投資の価値計算や、事業の経済性評価のことをいいます。

パレート分析(Pareto analysis)

パレート分析とは、構成要素を大きい順に並べた棒グラフと、それらの累積量を示す折れ線グラフを組み合わせることで、上位の一部要素が全体にどのくらい貢献しているかをみる分析方法です。

ハロー効果(Halo effect)

ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のことをいいます。

範囲の経済

範囲の経済とは、事業を多角化したり製品やサービスの多様化を通じて、そうでない場合よりシナジー効果で利益率が高まり、より経済的な事業運営が可能になることをいいます。

犯罪収益移転防止法

犯罪収益移転防止法とは、平成20年3月に施行の犯罪による収益の移転防止に関する法律のことで、主にマネー・ローンダリング防止を目的に、顧客の本人確認と取引記録等の保存、疑わしい取引の届出等が内容となっています。

販売費及び一般管理費

売上高に対応する企業の商品や製品の販売業務や本社の一般管理業務において発生したすべての費用をいいます。

汎用監査ソフトウェア法

汎用監査ソフトウェアは、監査対象ファイルの検索、抽出、計算等、システム監査上使用頻度の高い機能に特化した、非常に簡単な操作で利用できるソフトウェアのことであり、これは当ソフトウェアを利用する方法です。