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不正調査、コンプライアンス違反調査
企業不正・不祥事、コンプライアンス違反等の発生時又は発覚時において、不正発生の要因や手口の把握、損失規模などの事実解明および調査手法や調査スケジュールなど解決のため具体的アドバイスを行い、内部調査を支援又は外部調査を実施する一方、必要に応じて、訴訟や仲裁のサポートを通じて、企業価値の回復を支援します。
- 不正の兆候や疑いの評価、調査計画の作成
- 不正発生の要因や手口の把握
- 経営者不正、従業員不正の調査
- 食品偽造、産地偽造、会社情報流出調査
- 会計不正(架空取引、循環取引、粉飾決算等)の解明
- 専門家によるインタビュー
- 電子データを含む証拠の収集、分析、提示
- 不正による損害額、請求額の算定支援
- 会計監査人、マスコミ、監督官庁等のステークホルダーへの公表・報告支援
- 是正措置の策定・実行支援
不正発生のメカニズム
不正のトライアングル理論は、インディアナ大学出身の米国の犯罪学者ドナルド=クレッシー(1919-1987)の研究により、1973年に出版された「横領の社会心理に関する研究」の中で提起された理論が発展したものです。
不正行為に対して非常に重要な分析です。
不正を働く動機
不正行為を実行する際の心理的なきっかけであり、不正行為を実行することを欲する主観的事情のことです。例えば、処遇への不満や承服できない叱責等の個人的な理由や、外部からの利益供与、過重なノルマ、業績悪化、株主や当局からの圧力等の組織的な理由が原因となる場合があります。
不正を働く機会
不正行為を実行しようとすれば可能な環境が存在する状態であり、不正行為の実行を可能ないし容易にする客観的環境のことです。例えば、重要な事務を一人の担当者に任せている、必要な牽制や検証・承認、モニタリング等が実施されていないといった管理体制の不備が原因となる場合があります。
誠実性の欠如/正当化
不正行為を思いとどまらせるような倫理観、良心等が欠如している状態であり、不正行為の実行を是認してしまう主観的事情のことです。