用語集
当期純利益
経常利益に特別損益を加えて税引前当期純利益を計算し、法人税等を控除して計算した利益を当期純利益といいます。
統制活動(Control activities)
内部統制の構成要素の一つです。経営者の命令及び指示が適切に実行されることを確保するための方針及び手続をいいます。
統制環境(Control environment)
内部統制の構成要素の一つです。統制環境には、企業のガバナンスや経営機能と、企業の内部統制及び企業におけるその重要度についての経営者、取締役会や監査役等の態度、姿勢、並びに実際の行動が含まれます。統制環境は、内部統制に対する従業員の意識に影響を与え、社風を形成します。
独占禁止法
独占禁止法とは、トラストやカルテルなどによって不当に市場競争がゆがめられることによる社会的損失を回避し、公正かつ自由な競争を促進すること目的とする法律です。
特別損益
特別損益とは、非経常的な損益のうち、臨時・巨額のものをいいます。
特別な検討を必要とするリスク(Significant risk)
監査上、識別し評価した重要な虚偽表示リスクの中で、特別な監査上の検討が必要と監査人が判断したリスクをいいます。
匿名組合
匿名組合とは、当事者の一方(匿名組合員)が相手方(営業者)の営業の為に出資をなし、その営業により生じる利益を配分すべきことを約する契約のことをいいます。
独立役員
一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外 取締役また社外監査役をいいます。
トストネット(ToSTNeT)
ToSTNeT取引とは、ToSTNeT市場において行われる有価証券の売買です。現物商品のToSTNeT取引は、単一銘柄取引、バスケット取引、終値取引及び自己株式立会外買付取引で構成されます。
特許権
特許権とは、新たに有用な技術を開発した発明者が審査申請をし、特許と認められることによって、一定期間その発明を独占的に使用できる権利のことをいいます。
ドッド・フランク法
ドッド・フランク法(The Dodd-Frank Wall Street Reform and Consumer Protection Act)は、2008年以降の金融危機の原因と考えられた多くの事項に対応するために、 2010年7月に成立した米国の金融規制改革法です。
トラッキングエラー
インデックスなどに連動することを目指すパッシブ運用において、ファンドやポートフォリオなどとベンチマークとしているインデックスの乖離の度合いを示す尺度です。通常、リターンの差を示すベーシスポイント(bp)で表示されます。
トラッキングストック
特定の事業部門や特定の子会社の業績・価値と連動するよう設計された親会社発行株式の一種です。
トランスペアレンシー・インターナショナル
トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)とは、 腐敗、特に汚職に対して取り組む国際的な非政府組織です。
取締役
取締役とは、株式会社経営の経営を委任する目的で株主総会の決議をもって選任された者のことをいいます。取締役は代表取締役に対して代表行為を行う内容について、合議をもって決定し、その執行を委任します。なお、取締役は代表取締役の職務執行について監視するとともに、経営について委任を受けてその意思決定を行う立場にあります。取締役は、会社法上、株式会社の必須設置機関です。
取締役会
取締役会とは、取締役によって構成される株式会社の業務意思決定機関のことをいい、取締役会の職務は会社経営における業務意思決定および取締役(代表取締役を含む)の職務の執行の監督、代表取締役の選定及び解職です。公開会社、監査役会設置会社、委員会設置会社、大会社においては、取締役会は必須設置機関であり、取締役会を設置している会社のことを取締役会設置会社と呼びます。
トロイの木馬(Trojan horse)
善意のユーザが期待する動作とは異なる動作をする悪意あるプログラムのことです。