主な執筆・寄稿記事


「不正調査の専門家によるインタビューテクニック」
入門編:効果的な情報収集のためのポイント

  主な執筆不正調査のアプローチは、仮説検証アプローチと呼ばれ、通常図表のように必要な「情報の収集」、「情報の分析」をし、不正の手口の「仮説を構築」し、「仮説の検証」を行うというサイクルを繰返すことで実態解明がなされます。このサイクルの各項目は非常に専門性が求められるため不正調査は大変難しいものです。
不正調査のアプローチの全ての局面において、インタビューは非常に重要な手続であり、適切なインタビューが実施できない場合、必要な情報を入手できずに不正調査が意図せざる方向にいってしまう等、不正調査を実施するうえで大きな障害となる可能性があります。本稿では、特に「情報収集のためのインタビュー」を実施する場合において、効果的かつ要点を押さえたインタビューを実施するためのインタビューテクニックを実例を用いて概説いたします。
不正調査の実施、内部監査の実施、人事面談の実施及び経営者インタビューの実施等さまざまな場面で参考になります。

続きは下記からご覧頂けます。

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内容

  1. インタビューの基礎
  2. 情報収集のためのインタビューにおける心得
  3. さいごに

執筆者

公認会計士/公認不正検査士 松澤 公貴


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